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【5月の話題】
1)スイセンについて
 新聞報道等によると、2012年5月20日、北海道で、庭で採取したニラを市販のニラと混ぜて卵とじにして食べたところ、一緒に栽培していたスイセンが混ざっていため、一家5名が 嘔吐や下痢の症状を訴えて病院で手当を受けたという事故が発生しました。
 日本中毒情報センター(JPIC)では、スイセンについて毎年20件前後の問い合わせを受けています。
 医療機関からの問い合わせでは、報道記事と同様、庭のスイセンをニラと間違えて採取し、調理したものを食べて嘔吐や下痢が出現した事例などがありました。
 食用と思って採取し、調理したものを家族で食べ、患者が複数名発生する事故になりやすいのも特徴です。
 スイセンの葉はニラに似ており、春の時期に誤って食べる事故が発生しています。

 参考資料:中毒情報データベース ヒガンバナ科植物

  
                                                                           

2)ホウ酸含有殺虫剤について
 JPICのホウ酸含有殺虫剤(ホウ酸団子等)の受信件数は年間400件前後で、2008年365件、2009年390件、2010年441件の問い合わせを受けています。床に設置したホウ酸含有殺虫剤を小児がいたずらして誤飲する事故が多いのですが、成人や高齢者が自家製のホウ酸団子をお菓子と間違えて食べた事例も発生しています。
 ホウ酸含有殺虫剤を含む家庭用殺虫剤に関する問い合わせは、使用頻度が高くなる5月ごろから増加し、7〜8月に最も多くなる傾向にあります。これらの事故を防止するためには、薬剤の保管や設置場所等に注意する必要があります。

 参考資料:中毒情報データベース ゴキブリ団子(ホウ酸含有剤)
                                                                       


【中毒110番 5月の受信件数 速報】
   
    
       *速報データのため確定値ではありません

                                           (2012年6月13日掲載)


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