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【4月の話題】
1)カロライナジャスミンについて
日本中毒情報センターでは、2014年4月にカロライナジャスミンに関する問い合わせが2件ありました。
カロライナジャスミンは有毒なアルカロイドを含有し、摂食すると頭痛やめまいなどの症状のほか、筋力低下や循環器症状を引き起こす可能性があります。名前にジャスミンと付きますが、ジャスミンティーなどに使われるジャスミンとは全く異なる植物です。過去にはお茶と間違えて飲んだという事例もありますので、誤飲には注意しましょう。

参考情報 : 厚生労働省 リスクプロファイル



2)サトイモ科植物について
新聞報道等によると、4月12日に新潟県でウルイと間違えてヒメザゼンソウを食べた男性に口のしびれなどが出現したという事故がありました。
マムシグサ、ポトス、クワズイモなどサトイモ科植物の多くは、細胞内に不溶性のシュウ酸カルシウムの針状結晶が存在しており、これらの葉をそしゃくするなどして細胞が壊れると結晶が口腔粘膜に突き刺さって口やのどの痛み、腫れなどが起こります。
日本中毒情報センターでは、シュウ酸塩を含む植物について、ここ数年では60〜70件ほどの問い合わせを受けており、子どもがいたずらして葉や実を食べたり、大人では食用植物と誤認して食べるなどの事例が発生しています。
子どもが観葉植物をいたずらしないよう、設置場所に気をつけましょう。また、山菜採りの季節ですので、自生しているものを安易に食べないよう注意しましょう。

参考資料:中毒情報データベース シュウ酸塩(不溶性)を含む植物





【中毒110番 4月の受信件数 速報】

*速報データのため確定値ではありません
                                           (2014年5月19日掲載)


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