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【8月の話題】
1)ハチ刺傷について
日本中毒情報センターでは、ハチ刺傷について毎年50件前後の問い合わせを受けており、2012年8月には7件の問い合わせがありました。ハチ刺傷による事故は7〜10月に多く、刺傷部位の疼痛、紅斑、腫脹などが出現します。毒の注入量が多い場合やアナフィラキシー反応、遅延反応では全身症状(蕁麻疹、悪心、嘔吐、寒気、動悸、息苦しさなど)が出現することもあります。現場で可能な処置としては、針を指などではじき飛ばすこと、抗ヒスタミン軟膏を塗布して水で冷やすことなどで、全身症状がみられる場合は直ちに医療機関へ受診することを勧めます。
ほとんどの事例が屋外活動中に発生していますが、室内にハチが侵入し刺された事例もあり注意が必要です。

参考資料:中毒情報データベース ハチ(刺傷)




2)ワンプッシュ式蚊取りの誤使用について
ワンプッシュ式蚊取りとは、空間に1〜数回スプレーし、数時間虫よけ効果が期待できる新しいタイプの殺虫剤です。
エアゾール式のものが多く、液体式やマット式の電気蚊取りと同様にピレスロイド系の薬剤を含有します。
容器の大きさやキャッチフレーズなどが衣類や肌にスプレーする虫よけ剤と似ている製品では、虫よけ剤と誤認して直接肌に何回もスプレーし、皮膚の違和感などの症状が出現するという事故が増えています。昨年の8月は2件でしたが、今年の8月には12件の問い合わせがありました。症状が出現してから使用方法を確認する方が多いようですが、事故を防ぐためには使用前に説明書きをよく確認する事が重要です。





【中毒110番 8月の受信件数 速報】

    

       *速報データのため確定値ではありません

                                           (2012年9月19日掲載)

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