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【2013年4月の話題】
1)バイケイソウについて
 山菜採りのシーズンになりました。今回はバイケイソウについて取り上げます。
日本中毒情報センターではバイケイソウについて、年間数件程度の問い合わせを受信しています。バイケイソウは全草に有毒成分を含有しており、その新芽はオオバ ギボウシ(ウルイとも呼ばれる)やギョウジャニンニクに似ているため、春の時期に誤って食べる事故が発生しています。
過去には、オオバギボウシと思って採取し、調理したものを5名が食べ、吐気、嘔吐、血圧低下、手足のしびれ等が出現し、入院したという中毒事故が報道されています。食べられるものと思って調理しているため、家族で食べたりと患者が複数発生する事故になりやすいのも特徴です。
中毒事故を防ぐためには完全に食用と鑑定をできていないものは絶対に食べないようにしましょう。

参考情報:中毒情報データベース  バイケイソウ




2)ボタン形電池・コイン形リチウム電池について
 日本中毒情報センターでは、ボタン形電池およびコイン形リチウム電池について年間200件程度の問い合わせを受けており、ここ数年は問い合わせ件数が増加傾向にあります。
 これらの電池はカメラ、電卓、補聴器、ゲームなどに広く利用されており、子どもがいたずらして飲み込んだり鼻や耳の中に入れるなどの事故が発生しています。
消化管内や鼻、耳の中に停滞すると、放電あるいは電池が崩壊して漏れ出した成分により粘膜がただれることもあり大変危険です。コイン形リチウム電池は他の電池に比べて電圧も高いため食道に停滞し、組織障害が発生する危険が高いといわれています。
 子どもがいたずらしないように取り扱いや保管場所には十分注意しましょう。

参考情報:中毒情報データベース  ボタン電池





【中毒110番 4月の受信件数 速報】





   *速報データのため確定値ではありません
                                       (2013年5月27日掲載)

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