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【2月の話題】 A 

魚の摂食によるヒスタミン中毒について

新聞報道等によると、2月2日に奈良県の幼稚園と保育園で給食を食べた園児・職員ら65人がかゆみや舌のしびれなどの症状を訴える食中毒事故が発生し、給食に出されたイワシのつみれからヒスタミンが検出されたことが判明しました。
サバ科に代表されるヒスチジンを多く含む魚は、ヒスチジンの腐敗発酵によって産生されたヒスタミンに起因する中毒を引き起こします。
ヒスタミンは熱に安定で、一度生成されると生魚、冷凍、調理した魚だけでなく缶詰、干物、燻製でも中毒を起こす可能性があります。
通常10〜30分以内に、皮膚が赤くなったり、痒みなどの症状が発現します。まれにアナフィラキシーショックをきたすような重症例も報告されており、注意が必要です。

参考資料:中毒情報データベース 魚に起因するヒスタミン中毒
       
                                                              (2016年2月15日掲載)
 
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