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【4月の話題】
1)トリカブトについて
 新聞報道等によると、2012年4月7日、北海道で山菜と間違えてトリカブトを採取し、調理したものを食べた2名が死亡する事故が発生しました。日本中毒情報センター(JPIC)のトリカブト受信件数は毎年数件程度で、2008年5件、2009年7件、2010年0件ですが、2012年4月は1ヶ月で4件の問い合わせを受けています。 いずれも医療機関からの問い合わせで、山で採取した葉を調理したものを食べて嘔吐やしびれが出現した事例、意図的に根茎を摂取し、悪心、嘔吐、しびれが出現した事例等でした。
 トリカブトに限らず、山菜と間違えて有毒植物を採取し、摂取する事故は毎年発生しており、山菜採りのシーズンは特に注意が必要です。

2)いわゆる脱法ハーブについて
 社会問題となっている「いわゆる脱法ハーブ」は指定薬物として取締りが行われていますが、吸入事例が後を絶たず、JPICでは2011年に「いわゆる脱法ハーブ」の問い合わせを58件受信し、2012年に入ってからも問い合わせを受けています。
 新聞報道等によると、2012年4月に神奈川県で、いわゆる脱法ハーブを吸入して死亡した事例も報告されており、今後も引き続き注意が必要です。
                                                                       
 参考資料:中毒研究(2011年第24巻4号) 中毒情報センターから
        日本中毒情報センターで受信したいわゆる「合法ハーブ」による急性中毒に関する実態調査


【中毒110番 4月の受信件数 速報】
   
    
       *速報データのため確定値ではありません

                                            (2012年5月22日掲載)


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